今月のメンバー 中山冨貴子
2022年6月1日
2022年6月1日
差し出された手
大同生命株式会社 中山冨貴子
アメリカのトランプ元大統領が握手が苦手だと言う記事を読んだことがあります。本当のことでしたら少し残念に思います。
私がロータリーに入会して嬉しく感じた事は皆様からの暖かい手で握手を求められたことです。
日本の社会の通例では握手と言う習慣はなく最初は求められた事に不思議な驚きを抱きました。しかし暫くして握手を交わすたびに温かい気持ちにさせられると思いました。
大きな手、小さい手、硬い手、柔らかい手、力強い手、優しい手、包まれる手、
握手の仕方にも色々思います。
初めましての手、頑張れと言って下さる手、大丈夫だよと優しい手、しっかりしろと激励の手、ようこそどうぞよろしくの手、手を合わせて思いが伝わること其の方の心を感じることが出来て、とても素敵な体験をこんな身近に出来る幸せ。
エバンストンのロータリー本部でポールハリス氏の銅像に握手をして頂きました。とても優しいようこその手でした。
ロータリーメンバーは素晴らしい事業をされ、重責、辛苦を乗り越えて歳を重ねて、なお若くいられると言う事は奉仕の精神が心を磨き、また心を持って沢山の握手をされて人と繋がっているからかもしれませんね。
このコロナ禍により、握手をすることが出来ないとても残念な状況となりました。早く以前の環境に戻ることを切に願います。
手に手繋いでを歌いながら、心繋ぐと同じように、握手をする度にその方の元気を頂くことが出来る私です。コロナが終息した時には私も握手のたびに少しでも元気を差し上げたいと願っています。