ロータリーについて

国際ロータリー会長のことば

ロータリーとは価値を共有し高潔な心を持つ人々の世界的なコミュニティです。1905年のロータリー誕生からずっと世界中の人々をロータリーに惹きつけるのは、たくさんの素晴らしい出会いと人脈作りの機会です。ロータリーは年齢にかかわらずだれでも歓迎します。どの年齢の人も与えることのできる大切な何かを持っています。私たちは人との交流を楽しみます。世界のどこへ行こうと出会ったロータリアンと親友になり、もっと一緒に時間を過ごしたいと感じます。私たちは異なる環境、異なる世代、言葉、文化を持っています。この多様性こそがロータリーを素晴らしいものとしています。

ロータリークラブに入会するということは無限の機会への招待です。ロータリーは奉仕プロジェクトを実施し、やり遂げる機会を与えてくれます。これらは社会にとって意義があり、持続可能なプロジェクトです。そしてその奉仕プロジェクトがもたらす持続可能なインパクトを実際に体験することができます。ポリオ根絶のように大規模で歴史的なプロジェクトから、一本の植樹のように地域社会でのささやかなプロジェクトまで、実際に奉仕に参加し体験する機会を与えてくれます。ロータリーの中核的価値観(親睦・奉仕・多様性・高潔性・リーダーシップ)で結ばれた世界中の友人たちとともに、より豊かで意義ある人生への扉を開いてくれるのです。

国際ロータリー 2020~2021年度会長 ホルガー・クナーク
国際ロータリー
2020~2021年度会長
ホルガー・クナーク

ロータリークラブの誕生とその成長

20世紀初頭のシカゴの街は、著しい社会経済の発展の陰で、商業道徳の欠如が目につくようになっていました。
ちょうどそのころ、ここに事務所を構えていた青年弁護士ポール・ハリスはこの風潮に堪えかね、友人3人と語らって、お互いに信頼のできる公正な取引をし、仕事上の付き合いがそのまま親友関係にまで発展するような仲間を増やしたい、という趣旨でロータリークラブという会合を考えました。ロータリーとは集会を各自の事務所持ち回りで順番に開くことから名付けられたものです。 こうして1905年2月23日にシカゴロータリークラブが誕生しました。
それから志を同じくするクラブが、つぎつぎ各地に生まれ、国境を超えて、今では、200以上の国と地域に広がり、クラブ数36,397、会員数1,196,478人(2020年11月17日RI公式発表)に達しています。

そして、これら世界中のクラブの連合体を国際ロータリーと称します。
このように、歴史的に見ても、ロータリーとは職業倫理を重んずる実業人、専門職業人の集まりなのです。その組織が地球の隅々にまで拡大するにつれて、ロータリーは世界に眼を開いて、幅広い奉仕活動を求められるようになり、現在は多方面にわたって多大の貢献をしています。

日本のロータリー

わが国最初のロータリークラブは、1920(大正9)年10月20日に創立された東京ロータリークラブで、翌1921年4月1日に、世界で855番目のクラブとして、国際ロータリーに加盟が承認されました。

日本でのロータリークラブ設立については、ポール・ハリスの片腕としてロータリーの組織をつくり、海外拡大に情熱的に取り組んだ初代事務総長チェスリー・ペリーと、創立の準備に奔走した米山梅吉、福島喜三次などの先達の功を忘れることができません。
その後、日本のロータリーは、第2次世界大戦の波に洗われて、1940年に国際ロータリーから脱退します。戦後1949年3月になって、再び復帰加盟しますが、この時、復帰に尽力してくれたのが国際ロータリーの第3代事務総長ジョージ・ミーンズでした。
その後の日本におけるロータリーの拡大発展は目覚ましいものがあります。ロータリー財団への貢献も抜群で、今や国際ロータリーにおける日本の地位は不動のものになりました。現在、日本全体でのクラブ数は2,237、会員数86,713人(2020年10月末現在)となっています。

ロータリーの基本理念

ロータリーの基本理念は、ロータリアン共通の目的や指針として、長い年月をかけて形づくられたものです。互いの関係や行動の土台として、世界中のロータリアンがこれらの理念を大切にしています。

ロータリーの目的

ロータリーの目的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育むことにある。具体的には、次の各項を奨励することにある。

  • 知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること
  • 職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し、社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものにすること
  • ロータリアン一人一人が、個人として、また事業および社会生活において、日々、奉仕の理念を実践すること
  • 奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、親善、平和を推進すること

四つのテスト

ロータリアンが生活や仕事の場面で常に覚えておくべき4つの問い、それが「四つのテスト」です。政治や宗教に関係なく、すべての人びとの倫理的指針となるこのテストは、100カ国語以上に翻訳されています。

言行はこれに照らしてから

  1. 真実かどうか
  2. みんなに公平か
  3. 好意と友情を深めるか
  4. みんなのためになるかどうか

奉仕部門

私たちは、クラブ活動の土台となる5つの奉仕部門を通じて、地域社会や海外での奉仕に力を注いでいます。