半田朋子 / 相模通信工業(株)

花屋さんの店頭には綺麗に咲いた紫陽花が並び、梅雨の季節になりました。
でも、コロナで騒ぎだしてから一年半近くになり、毎日毎日テレビを付ければ、コロナコロナで明け暮れます。早くワクチン注射がいきわたり、普通に食事に出かけられる日が待ち遠しいです。

「冷凍庫の独り言」
この自粛生活に慣れてこれが普通と思えるようになった最近、一つの楽しみを見つけました。それは土曜日の夕方です。
年を取るとおいしいものを少しだけ食べたいです。でも、買いにも行けない、食べにも行けない。

そんな中、東京のデパートからおいしいものの取り寄せが出来るのを知りました。

これはラッキー

必要は発明の母、不便な中からネットでの買い物の仕方を色々と学びました。冷凍庫を一つ買い足し、届くものは全て土曜日の夕方に決めました。土曜日の夕方はたのしいです。届いたものは次々冷凍庫へ…

おかげで冷凍庫が私に話し始めます。

“だいぶいっぱいになってきたよ～”
“私はいつ食べてくれるの？”
“私の方が先だよ”
“あなた、何時からここに入っているの？”
“3週間前からだよ・・・私の事、忘れないでよ～”
“私が一番おいしいと思うよ！”
“でもここの主、ダメなんだよね～　買って詰め込む割にはあまり食べないんだよね！どうするつもりのかなあ～“

私は、冷凍庫のドアを開けたり閉めたり
“どれにしようかな〜〜（笑）”